記事の詳細

子どものサプリメント利用
サプリメントの普及に伴って、子どもにもその利用の拡大が懸念されています。
子どもにサプリメントを与える際は、大人よりもさらに、安全性や有効性を充分に考慮し、慎重に対応する必要があります。

最近では子ども用というサプリメントが販売されています。
また、「子供でも利用できる」とうたぅたものもあります。
特にインターネット販売サイトでは数多くの子ども用商品が販売され、その数は数百種に及びます。
しかし、これらの商品が子どもにとって安全で、必要なものなのか、きちんと科学的な根拠があるのか、確認出来ません。
なぜなら、ほとんどの商品が、国が安全性・有効性を科学的に評価した保健機能食品ではないからです。
特定保健用食品・栄養機能食品なのかを、しっかり選ぶ必要があります。

セサミンとは、ゴマの種子に含まれる脂溶性の抗酸化物質であるゴマリグナンの一種でゴマ、ゴマ油に多く含まれています。
強力な抗酸化作用を持ち細胞の老化や発ガンの原因となる過酸化脂質の生成抑制作用に効果があり、肝機能の向上やアルコール解毒作用、コレステロール値の低下などの作用があると考えられています。
そんな健康効果の高いセサミンを手軽に取り入れられるサプリメントが、様々なメーカーから発売されていますが小さなお子様に与える場合は、注意が必要です。

セサミンは、ゴマを原料とした天然由来成分ですしセサミンに含まれるビタミン類は常識的な範囲であれば過剰症の心配もありませんので、そんなに神経質になる事はないのですがゴマが原料なのでアレルギーの心配があります。
ごまを与える時期としては、ごまは離乳食中期に入り、8カ月頃になったら始めても良いです。
最初は粒のまま与えると誤嚥の恐れがあるので、すり潰してからあげます。
ゴマアレルギーは近年増加傾向にあるエネルギーで、離乳食にも取り入れている人が多いため、
乳幼児期の発症率も高くなっています。その症状はさまざまですが、じんましんが出たり、重傷の場合アナフィラキシーショックを起こすこともあります。

健康効果に優れたセサミンですがゴマアレルギーの方は危険なので、気になる場合はアレルギーがあるかの検査が病院で簡単に受けることが出来るのでサプリメントを利用する前に検査していただく事をお勧めします。
健康に問題なく、説明書を良く読みきちんと従えば心配はいりませんが、もし心配であれば子供も飲めるように子供向けに作られた専用のサプリを選んでみてはいかがでしょうか。

販売元などは、しっかり安全性があるかを見極めて購入するようにしてください。
基本は、いろいろな食材から必要なものをバランスよく摂取することです。
食事のバランスが取れていれば、おのずと栄養バランスもとれてきます。

関連記事

ページ上部へ戻る