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中高年の高血圧の原因を改善してくれる「セサミン」の効果は?
中高年の悩みの一つに高血圧という生活習慣病が挙げられます。
原因は主に塩分の取りすぎ、飲酒、ストレス、両親からの遺伝で、気づかないうちに血管が詰まり、
脳卒中などの恐ろしい病気を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
そしてこの症状の最も恐いところは自覚症状がないということです。
このため、高血圧症は見逃されやすく、治療が遅れてしまいがちです。
中年になるとともに高血圧の症状が増えてくるため、普段から定期的な血圧の測定を心掛けることが大切です。
自己管理が難しい人は定期診断をすることをおすすめします。
高血圧を改善するには、塩分控えめな食事を意識することが重要で、我慢しなければいけないという辛いことも多いようです。
そんな高血圧の症状に、人に対して行った研究で、
セサミンを取り入れることで有意に下がるという研究結果が報告されています。
ゴマに含まれるセサミンという天然由来成分は肝臓で抗酸化作用を発揮し、
血中の中性脂肪を抑制させ、ドロドロになった血液を改善させる効果があります。
血液と関係の強いコレステロールは大きく分けて2つ種類があり「悪玉コレステロール」「善玉コレステロール」があります。
悪玉コレステロールは、増えすぎてしまうと活性酸素によって酸化されてしまします。
酸化してしまうと、血管の内壁に付着してしまい、血管の柔軟性を失わせてしまうことにより、
動脈硬化を引き起こす原因となるのです。
LDLコレステロールは、善玉コレステロールと呼ばれるもので、体内の余分なコレステロールを収集することで、
血管内を綺麗にする働きがあります。
セサミンは、コレステロールの酸化を防ぎ悪玉コレステロールを減らす効果があるので、
動脈硬化を原因とする様々な疾病の予防になります。
セサミンの1日の摂取目安量は8~10ミリグラムとなっていますが、
ゴマ1粒に含まれるセサミンの量はほんのわずかであるため、
1日に約3000粒ものゴマを食べる必要があり、あまり現実的ではありません。
また、ゴマは固い殻に包まれた状態では成分が体に吸収されにくいため、すりつぶして食べることをおすすめします。
セサミンは1日で体外へ排出されてしまうため毎日継続して摂取することが大切ですが、
毎日約3000粒ものゴマをすりつぶして食べるとなると、今度は摂取カロリーが多くなってしまうという問題も発生します。
ごまの多くは脂質ですので、大量にごまを摂取することはお勧めできません。
そんなセサミンですが、効率的に摂取するにはサプリメントの使用が、一番現実的で簡単な方法であると言えます。
ごまのわずか1%にも満たないセサミンを、凝縮して作られていますし、
自分で調理する手間もかかりませんし、必要な栄養素のみを体内に取り入れることが出来ます。
セサミンは、一緒に摂るとさらに良いとされる成分も配合されているので、なお体にとって良いアイテムになるでしょう。