セサミンとは、ゴマや麦、米などに含まれるポリフェノールの一種で、その中でも高い所有量を誇るのがゴマです。
血圧に良い効果をもたらしてくれるため、高血圧対策にもとても良いです。

血圧を低下させる効果を発揮する理由には、血液中のコレステロール値を下げ、
血液の流れをよくする働きがあるので高血圧や冷え症、むくみを改善させます。

さらに、悪玉コレステロールの酸化を防ぐ力もあるので善玉コレステロールを改善する効果など、
さまざまな効果が期待されます。
コレステロールと聞くと、健康に悪影響を及ぼすイメージがありますが、実はそれだけではありません。
コレステロールは細胞の一つひとつの膜の構成成分として使用されるほか、ホルモンを作る材料としても欠かせない成分です。

しかし、食べ過ぎや運動不足などの不摂生が続くとコレステロールが脂肪に変わって体内に蓄えられていきます。
それが蓄積していくと、肥満となり様々な疾病の原因となるのです。
コレステロールの種類も大きく分けて2つあり、「悪玉コレステロール」「ＬＤＬコレステロール」と呼ばれるものです。

悪玉コレステロールは、増えすぎてしまうと活性酸素によって酸化されてしまします。
酸化してしまうと、血管の内壁に付着してしまい、血管の柔軟性を失わせてしまうことにより、
動脈硬化を引き起こす原因となるのです。

ＬＤＬコレステロールは、善玉コレステロールと呼ばれるもので、体内の余分なコレステロールを収集することで、
血管内を綺麗にする働きがあります。
セサミンは、コレステロールの酸化を防ぎ悪玉コレステロールを減らす効果があるので、
動脈硬化を原因とする様々な疾病の予防になります。

セサミン血圧低下効果は、現在多くの研究が行われている分野で、日本の学会などでも研究成果が発表されています。
研究結果によると、セサミンを毎日摂取し続けることで、実際に血圧が下がったという結果が報告されています。
これまでの研究で、活性酸素を抑制する抗酸化作用、体内の血管を広げる作用がある分かっています。

活性酸素は体に有害であるとして広く知られるようになりましたが、これ以外に恐ろしいことは、
血管を傷つけるということです。
傷ついた血管は硬くなってしまい、破れやすくなってしまいます。
その結果、動脈硬化を起こすために、血管内が狭くなるのです。

セサミンは肝臓に入ると体で良い物資に変化する「生体内代謝」というものを起こしまします。
生体内代謝で出来あがった物質の中に、活性酸素を抑制する働きのある物質が含まれているため、
動脈硬化を予防することが期待できます。
その結果、高血圧予防に繋がると考えられているのです。

いつまでも若々しく元気な毎日を送るためにも、セサミンの力を借りてみてはいかがでしょうか。
ごまそのものは、1粒のおよそ半分が脂質となっていますので、多量に摂取することはおすすめできません。
ごまからごま油を抽出できるように、脂質を多く含む食品なのです。
栄養成分のみが凝縮されたサプリメントでセサミンを摂取することが望ましいでしょう。